KAME LOG

想いのままに…

被災地を見た森本慎太郎

15分くらいかなぁと思って見ようとしたら、1時間あったので見るのが遅くなりました。

金沢生まれの慎太郎くんを選んで下さった事に感謝です。

 

こう言うことを簡単に記事に出来る程しっかりした人間では無いので、トンチンカンな事を書いてしまうかもしれませんが、ブログのネタの1つにしたいと思います。

 

 

まず、町の現状を見て「まだこんなものしか片付いていないのか!」という印象でした。たぶん皆が思う事じゃ無いかと思われます。

しかし、輪島市長の言う「瓦礫を片付けるには、所有者の同意が必要」との言葉を聞いて納得しました。

皆さん、自分が被災して貴重品をまだ取りに行けない状態で「好きに瓦礫を片付けて良いですよ〜」なんて言えますか?自分も立ち会って持って行きたい物とかあるんじゃないですか?

そうなると、1人や2人じゃないあの瓦礫の山を片付けるのは容易じゃないと思います。

だからといって悠長にやって良いわけではないですし、悠長にやっているわけではないと思うんですけどね。

 

市役所の手続きって本当に面倒ですよね。父親関係の書類を取るのに、親子だって言う証明書が無いとナンチャラ〜…みたいに、やたらと証明書を出させるし、一回書類提出した後の「待ってて下さい」からの30分くらいロビーで待たされ…💢

そんな回りくどいことしなくちゃいけないの!?って事がたくさんありますよね。

市長だって被災者ですし、きっともどかしい気持ちを抱えながら職務に当たっているんじゃないかと思います。

 

被災した身でありながら炊き出しを行い、「大丈夫」じゃないのに「大丈夫」って言い聞かせないと…強くないと生きていけないとは言え、つらいなぁ。

私ならそんな事出来るのかなぁ。

文句言いながら生きてそう(笑)

 

じゃぁ、3か月が経ってもまだこの様な状況にある能登を助けるために、被災していない私達は何をすれば良いのでしょう…?

とりあえず、私が被災地に赴くことは難しいので、ふるさと納税はしました。

人様に寄付できる程生活に余裕はないのでこれくらいはね。

 

 

『忘れないでほしい』

インタビューを受けていた方のこの言葉は本当に重いと思いました。これに尽きると思います。

だって、私自身がこの震災を『まだ3か月だっけ?』って思っていたから。

『まだ』じゃなくて『もう』3か月。もう3か月も経つのにこの何も変わっていない様に見える現状を、こんなブログからでも知るきっかけになってもらえたら嬉しいです。

 

 

ちなみに、私が被災したらたぶんずっと職場にいるんだろうなぁって思います。他の職員さんは家族がいるから家に戻らなきゃだし、でも利用者さんの側には必ず誰かいなきゃだし。そう言う時こそ家族がいない私が頑張らなきゃですよね。