震える岩霊験お初捕物控/宮部みゆき
【あらすじ】
ふつうの人間にはない、不思議な力をもつ「姉妹屋」のお初。南町奉行の根岸肥前守に命じられた優男の古沢右京之介と、深川で騒ぎとなった「死人憑き」を調べ始める。謎を追うお初達の前に百年前に起きた赤穂浪士討ち入りが…。
(裏表紙より)
【感想】
★★★★☆
実は、宮部みゆきの時代小説を読むのは初めてでした。そもそも時代小説自体があんまり好きじゃないので。その理由として、言葉が難しいというところにあります。別に喋り言葉が難しいというわけでは無く、時代背景が分からな過ぎて読んでいてもあんまりピンと来ないんですよね。私は頭の中で物語の情景を描きながら読んでハマっていくタイプなので、何のことを言っているのか分からない表現が多い時代小説は苦手とするところでした。調べながら読まないと…ってのが面倒臭い。
しかし、この物語はわりと歴史が苦手な人でもわかる様に説明してくれている書き方だったり、皆知っている「忠臣蔵」がこの物語の軸になっているので、読んでいて楽しかったです。
時代小説は苦手だけど、歴史が嫌いなわけじゃないですし、むしろ歴史のアレやコレらの雑学とかは大好きなので、もう一度忠臣蔵を見返したくなりました。ぜひたくさんある『忠臣蔵』の物語の中でどれがおすすめが教えて下さい😆✨
そして、そもそもなんで苦手な時代小説を読もうと思ったか。それは、5月に上白石萌音ちゃん、京本大我さんがドラマ化したこの作品に出演するからです。
またSixTONESかよ!www
しかし、良いキャストだと思います。
あんな自由奔放な京本大我が右京之介という頭はキレるけどひ弱そうな役をどうやって演じたのか楽しみです。※撮影は終了済みらしい。
萌音ちゃんは何となく想像できる(笑)たぶん、萌音ちゃんにピッタリな役だと思います。
萌音ちゃんが嫌いなSixTONESファンの間では北斗くんに続き大我くんとも共演という事で罵詈雑言の嵐かもしれませんが、そんなの気にせず次は慎太郎くんとの共演を待ってます💕